夢を追いかけることと、現実の生活との苦渋
私は4回の転職の末、現在の職業についています。
将来、自分で飲食店を経営したいと思って、その道に段階的に向かえるために転職を繰り返しています。
飲食店を外から見えるように飲食店向けの広告代理店で交友関係を広げ、
居酒屋のマネージャーを通して接客の技術を学びました。
3回目の転職では自分で小さな飲食店を開業しました。
そして現在は、これから会社として飲食業を広げていこうという昔からの恩人の下で、再度勉強しています。
夢に向かっては着実に進んでいる感があるのですが、
現実問題として収入の面では転職するごとに収入が減っていくという現象に悩まされています。
一度自分で経営者となっている時とは違い、毎月お給料を頂ける立場は大変ありがたいのですが、
今の会社はこれからの成長を目指して社員も少ない給料で踏ん張っている段階なのです。
広告代理店勤務の時に比べたら、給料はほぼ半額です。
贅沢は全くできないけれど何とか生活はできているし、
自分の経験値を上げることができるような経験はさせてもらっているので納得はしているつもりです。
今はしんどくても、独身で気ままな一人暮らしなので、守るべきものもないし、
自分の為に頑張るときと思うようにしています。
ですが、正直30歳を過ぎて学生時代の友人と自分とを比較したときにその差にショックを受けます。
今の店が売り上げが上がらない限り渡したちの給料は上がらないと思います。
いっそのこと同じ飲食なら大手チェーン店で働いた方が収入はいいのではないかとも真剣に悩みました。
また副業なども考えましたが、飲食業で労働時間も長いため自分の体力温存を優先してしまいます。
アベノミクスによる経済効果は、地方小規模都市には全く影響しません。
自分の将来の目標像が明確であればあるほど、未来の可能性に賭けてしまいがちですが、
長い目で見た場合、なるべく早くもっと安定した企業に転職したほうがいいのかとも思います。
結婚なども考える歳になってきたので、本当に深刻な悩みです。